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振袖を着るときに必要なものまとめ 衿編

洋服と違って、着物全般を着付けるときには様々なアイテムが必要になります。

今回のブログでは、その中で衿まわりに必要なアイテムについて解説していきます!

 

 

〇衿芯(襟芯)

衿芯とは、長襦袢に付けた半衿の中に入れて、衿の形をキレイに整えるためのものです。

硬い布製のものやプラスチック製のもの、和紙でできたものなど素材は色々です。好みの硬さや形のものを選びましょう。

衿芯を入れて、長襦袢の衿に沿うように振袖の衿を整えて綺麗なカーブをつくります。

首まわりを美しく仕上げて、振袖美人を目指しましょう!

 

〇半衿(半襟)

半衿とは、着物がお化粧やお食事などで汚れないよう防ぐためのもので、長襦袢に縫い付けて使います。

着物を着るときには必ずつけます。肌に直接触れるものなので、毎回もしくは数回で洗ったり、新しい衿に付け替えます。

大きさは、長さ1〜1.1m・巾16cmほどで、1枚の布で出来ています。

昔、半衿をつけるようになった頃は黒で汚れが目立たないようになっていましたが、大正時代ごろから今に至るまで、機能性だけでなく、おしゃれを楽しむためのワンアイテムとなっています。

ですので今は色柄もバリエーション豊富になっていますので、振袖に合うかわいいものを是非選んでみてください。こういったさり気ないアイテムを楽しむのも醍醐味の一つですね!

 

〇重ね衿 (重ね襟、伊達衿)

重ね衿とは、着物の衿に重ねて、重ね着しているように見せるために使うものです。

着物と半衿の間にもう一色入ることで、胸元が華やかになります。

伊達衿ともいい、着物と半衿の間に一筋違う色が入るため、とても華やかになります。

大きさは、長さ1.2〜1.3cm・巾11cmほどです。裏地が付いているので、半衿よりも厚手になっており、半衿よりも鮮やかな色合いで目立つものが多いです。

半衿と違って必ずつける必要はありませんが、振袖と半衿に加えてコーデを色々楽しめるので、振袖をより可愛くオシャレに着こなしたい方にはオススメです!

 

衿の部分だけでも、使うアイテムがこんなにあります!

知れば知るほど振袖を楽しむポイントがたくさんあるんだなって思ってもらえると嬉しいです!

次回は帯まわりのアイテムについてご紹介したいと思います。